さて、前回の2013年度カツデミー銅賞・銀賞・金賞に引き続きまして、今年もやってまいりました、
「オススメはできないけども、個人的に好きなゲーム」という事で、特別賞!です。
ホントは金賞のホットラインマイアミがこの枠に入りそうだったんですが、
アチラは人に勧めると意外とウケが良かったので、更に人を選ぶ感じのコチラが特別賞!
カツデミー特別賞:PC「The Binding of Isaac」
プレイ時間:40時間
年末にめっちゃやってたのは、ここに特別賞として書きたかったからなのでした。
で、このゲーム、ザ・バインディングオブアイザックは
…2011年の作品なのですが、カレー食べた後に初回起動したら、開幕即ウ○コの洗礼を受けて、
1年はプレイできなかったと言う悲劇が(笑)。
で、最近ようやくプレイできるぐらい、心の整理がついたという…。
平和に暮らしていたアイザックくんとお母さん。
だが、お母さんが「息子を信仰のために殺しなさい」という、
神の啓示を受けてしまったから、さぁ大変。
自分を殺そうとするお母さんから逃れて、
アイザックくんは家の地下に飛び込んだのですけど…。
そこは化け物達が蠢く迷宮で…。
というのが、ゲームのあらすじです。
シビアですね(苦笑)。
でも大丈夫、画面は大変コミカルなタッチでディフォルメされていま…
って………大丈夫じゃねぇー。ディフォルメ感が絶妙で、すばらしくキモイ!
で、ゲームシステムとしてはランダム生成されるダンジョンを
初代ゼルダの伝説的な感じで1部屋1部屋攻略していくもので、
アイザックくんの基本武器が「涙を球状にして飛ばす」飛び道具なので
シューティング要素が高いのが特徴です。
迷宮には様々なアイテムが転がっていて、その数は膨大!
涙が3WAYになったりホーミングしたりレーザーになったり、オプションが付いたりするのですが、
アイテムの効果は取ってみるまで分かりません!
(たとえば「木のスプーン」で移動速度がアップします。脈絡がねぇよ!)
更にこのゲーム、死んでしまった場合、取得アイテムはすべてゼロに戻ります!
ここが本作のミソでして、毎回落ちているアイテムがランダムなため、
アイザックくんの進化過程も全くのランダム!敵もランダム!
よって、毎回ゲームの攻略が全然安定しません。これが面白い!
しかも、この「運」の調整が神がかっていて、1割ぐらいで完全無欠の強キャラ、
更に1割ぐらいで何をやってもダメなキャラ、
残りの8割は長所と短所が合わさったキャラになる感じで…。
毎回違う長所・短所を持つキャラを使いこなすのも面白いし、
せっかく強力アイテム引いたと思ったら不意打ちで死んじゃった!とか、
これダメキャラなんじゃ…と思ったら、アイテムが累積することで面白い特性を発揮したりと、
「運要素」によるブレが見事に面白さに昇華された作品となっております。
さて、少し前にキモイキモイ言ってしまいましたが、
プレイしていると本作のセンスやテーマが、
いかにずば抜けているかに気付かされます。
家の地下で襲ってくるのは、ハエや死体ばかりかと思えば、
7つの大罪や黙示録の四騎士の名を冠した謎の強敵たちが立ちふさがり、
え?地下に行ってたんじゃないの?という展開や、
今のエンディング何?ふざけてんの?と言う事も起こりまして、
それら全てのビジュアルが頭が下がるほどよく出来ています。
あと、緑のキノコで1UPみたいな、他のゲームのパロディも
いっぱいあったりして、ユーモアも満点!やるな!
残念ながら言語は英語ですけども、
1行ほどのアイテムの説明が読めればいいので、英語力は高校生程度で十分!
考察しがいがある世界観!オリジナリティ溢れるキャラクター!
中毒性とアクション感を両立したゲーム性!
更に、定価が5ドル!セールの時は1.5ドル!
と独特なセンスに馴染めれば、非の打ち所が無い1本です。まさに特別賞!
DLCを入れると難易度がバカ上がりするので、
真エンディングまではDLC無しがオススメですわ。
結局、僕は全キャラで真ボス撃破までいきましたが、
更なる世界の謎に挑むべく、今からDLCに挑戦するところであります。
まだまだやりこんでやるぜー!…ウ○コにも慣れた(苦笑)!
<という事で、今年も終了です!>
なんか最後にすごい長文を打ってしまったので、
来年のことは、来年に書こうと思いますわ…。
それでは、新年の更新でお会いしましょうー!絵出来るかなー。
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