カツデミーゲーム大賞2020! | スタジオ兄弟妻3

Home > ゲーム > カツデミーゲーム大賞2020!

カツデミーゲーム大賞2020!

  • 投稿日 2020-12-31 (木) 10:07
  • ゲーム
  • 投稿者:カツキ洋介

今年の話題だったゲームと言えば、やっぱり「あつまれどうぶつの森」ですね!
皆さんも「あつ森」で、癒やしのひと時を過ごされたのではないでしょうか。
そんな中、僕は今年も殺し殺されなゲームばかりやっていたんだーぜー!

という事で、本日は年末恒例、1年のカツキ的ベストゲームを決める
「カツデミーゲーム大賞2020」をやりますよ!

選考対象は、僕が2020年に実際にちゃんとクリアしたorちゃんとやりこんだ作品で、
2020年発売でないゲームも含まれております。
ちなみに…2019年の結果は「こんな感じ」でした!

…さて、そんなこんなで、2020年のゲーム事情なのですけども、
僕は物騒ゲー大好きマンでありながら、バトロワとカウンターストライクには、
対応できないマンなので(アイテム漁りや購入フェイズで寝落ちする…)、
それらのタイトルを除外した結果、なんか対戦マルチプレーのゲームは全然やりませんでしたわ…。
そして、それらをやらない代わりに、今年は僕の中で
大シングルプレーゲームブームが来た年だった印象でございます。

という事で、今年も金銀銅賞の順位をつけておりますので、
銅賞から順に発表していきましょうー!例年通り、今回もとても長ーいですよ!



カツデミー銅賞:PC「GEARS TACTICS」



プレイ時間:40時間(難易度ノーマルでクリア&エンドコンテンツ到達)


銅賞は一番悩んだんですけど、ギアーズシリーズを見事にアレンジした
手強いシミュレーション「GEARS TACTICS」が2020年の銅賞でございます!



ぶっちゃけこのゲームはXCOM式のターン制SLGをギアーズのガワでやる感じなんですが、
何といっても、ギアーズならではのクセのある武器種ごとの個性付けが素晴らしい!

例えば、ギアーズといえばショットガンですけども、
本作はSLGなので短射程の武器なんて使いにくいったらありゃしないー。
と思いきや、ショットガン兵は裏取りや奇襲に長けているので、
うまくハマれば本編顔負けの猛烈なインファイトを仕掛ける事が可能だったりします。



そして、かなり強めに設定されているローカスト軍たちに対して、
武器種ごとに、この「うまくハマれば…」を試行錯誤していく感じが、
実にタクティカルで良くできているんですな!

難点を挙げれば、ストーリーがあんまり面白くない(笑)のと、
メインシナリオの敵が絶妙に強い=勝つために育成マップをたくさんこなす事になるので、
引き伸ばし感がある事でしょうか。
(補足すると、育成マップ自体の出来は良いです!とにかく数が多いんすわなぁ…。)



という事で、本作はギアーズという銃撃戦TPSの魅力を上手く別ゲー化しつつ、
上質なターン制SLGとしてオススメの一本だと思います!
あ、「Xboxゲームパス」でお安くプレイできるのもGOOD!



カツデミー銀賞:PC「OUTWARD」



プレイ時間:80時間(2周クリア)


このゲーム、最近国内CS版が出たので
本作は「リアルなサバイバルRPG」みたいに、よく紹介されてますが、
…個人的には、あの伝説のゲームTWO WORLDS2を彷彿とさせる、
かなりのガバガバゲー
です!だがこのガバさがたまんねぇー!
そんなイカしたRPG、「OUTWARD」が銀賞でございます!



さて、このゲーム、スカイリムみたいな基本1人旅のオープンワールドRPGなんですが、
最大の特徴として、装備重量、健康状態、体温、食欲、睡眠欲、喉の乾きといった
細かいパラメータが主人公に設定されておりまして、寒いと風邪をひいたり、
何も食べないとどんどん最大体力が減っていきます。
(更に、睡眠欲を満たそうと寝ても、空腹と喉の乾きはしっかり進行する仕様です。)



そう、ぶっちゃけクッソ面倒くさいんです!
ですが、中盤ぐらいまで進むと分かりますが、ガバガバです!
いくらでもかわす手段があるんです!

そして、そのガバガバ感は戦闘しかりクエストしかりアイテムしかり、
ありとあらゆる場所で抜け道的なガバガバ攻略法がありまして、
思わぬ創意工夫でなんとかなったりする感じが、予想外で破天荒なRPGとなっております!
(別にバグってる感じではないので、多分意図されているガバさだと思います。)



また、本作は勇者でもなんでもない、一般の人が主人公なので、
狭い世界でチンケなストーリーが展開しますが、それも逆に斬新ですし、
全体的にガバい割に、スキルや装備のビルドは奥が深かったりもして、
B級作品ならでの癖のある感じを愛する貴兄には、たまらない一本だと言えるでしょう。



難点を言えば、前述のサバイバル要素でとっつきが悪いのと、
なんかちょっとだけ世界観がダサいというか個性的というか…なのと、
地図に自分の位置が表示されないので、
めっちゃ道に迷う事ぐらいでしょうか(PCはMODで解決も可能です)。
変なRPG好きで、根気のある貴兄におすすめの一本です。
僕は2周しましたよ!PC版が安いのでオススメ!



カツデミー金賞:PC「DOOM Eternal」



プレイ時間:105時間(難易度ナイトメア&エクストラライフモードでクリア。4周してます!)


はい、今年の金賞はブッチギリの1位!「DOOM Eternal」でございました!
2016年発売の前作も出来はよかったので、僕も最初は前のヤツのほうが良いような…と、
思っていたんですが、本作は高難易度に挑めば挑むほど味が出る
スーパースルメゲーFPSなのであります!



で、本作のゲームプレイを一言で表すと、
「もう他のFPSのシングルプレーでは満足できなくなります!」という感じでしょうか。
そのぐらい本作の刺激的な仕様は
FPSのシングルプレーのマンネリ感を打破していると思うのです!



前作同様、本作でも弱った敵に近接攻撃でトドメをさすと、
プレイヤーの体力が回復するという点は引き継ぎつつ、
本作での追加要素としては、肩の火炎放射機で炙って倒せばアーマーが手に入り、
リチャージ式のチェーンソーで敵を倒せば弾薬が手に入るという事で、
ノンストップで攻め続けるだけで、完全な自給自足ができる仕様となっております。

で、そのアグレッシブな仕様に加えて、個人的に気に入っているのが、
ほとんどの敵に明確に有利武器が設定されている事で、
カコデーモンにはショットガンのサブ攻撃のグレネード、
ヘルナイトにはチェインガン、マローダーにはスーパーショットガンとバリスタのコンボ、
みたいな感じで、メガテンシリーズ顔負けに弱点を付く事が攻略の肝になってまして、

敵の殺意激高&スピード感満点のぶっ殺しあい脳筋FPSでありながら、
先程のライフ&弾薬&アーマー等のリソース管理と合わせて、
敵の弱点をいかにつくかと言う、戦略が加わった知的なプレイ感が楽しめるのです!
(ちなみに難易度を下げると、ゴリ押しも効くので安心です。)



更に、流石FPSの老舗が作っているからなのか、
高難易度での「敵の容赦の無さ」と「頑張ればなんとかやれる感じ」が絶妙でして、
最終目標であるところの高難易度+コンティニュー不可の「ウルトラナイトメア」踏破を目指して、
難易度を細かく調整しつつ、刺激的に周回できる点も
1回遊んで終わりになりがちなFPSのシングルプレーの壁を打ち破る仕上がりになっていると思います。
(チャレンジ達成でイベント経験値が入るので、キャラのスキンが増えるのも地味にGOOD)



で、そんな本作の難点を挙げるとするなら、
やはり非対称対戦モードであるところの「バトルモード」なんですけども…。

これが、弱い2名(デーモン)vs強い1名(スレイヤー)の非対称対戦なので、
デーモンが勝っても2人でボコった感じになり、スレイヤーが勝っても強キャラが勝った感じになり、
決してつまらない訳ではないものの、全く新しい形式の対戦モードなので、
もうあと一歩ルールやバランスを詰めて欲しい感じでしょうか。
でもまぁ、バトルモードのアップデートは発売以来ずーっと続いているのは手厚いですし、
すごい少人数(3人)でFPSの対戦モードができるのは可能性を感じるっちゃ感じますな…。



という事で、僕のDOOM愛が炸裂して長くなってしまいましたが、
次世代のFPSを見据えた、スピードとバイオレンスに知性をプラスしたシングルプレー感と
FPS界のベテラン達が練り上げた職人技の結晶と言うことで
「DOOM Eternal」が2020年度の圧倒的ナンバー1でございました!

先日リリースされたDLC前編も、鬼畜でGOODだったので、
今後登場予定のDLC後編も期待ですぞよー!



…さて、ここからは去年からやっております、2020年のピックアップという事で
個人的に語りたいゲームを3本ぐらいご紹介していこうと思いますわー。



カツデミー2020PU:Switch「ブリガンダイン ルーナジア戦記」



プレイ時間:50時間(2周クリア)


銅賞にしようか迷ったゲームですけども、
まずキャラデザや時々出てくる一枚絵が最高!そして、ストーリーも勢力ごとに凝っててグッド!
各ユニットの個性付けやゲームバランスも良好!という事で、
個人的に大変良ゲーだと思う1本でした。

が、実際に戦う画面がちょっと地味です!そして、敵AIの挙動が、
前衛職の敵指揮官がこちらに特攻→厄介なのでその指揮官返り討ち→敵軍まるごと撤退、
のパターンになりがちで、全体的に爽快に勝たせてくれない感じがなんとも…。
とは言え、最近大型アプデもかかった事ですし、まだまだ遊んでいきたい1本ではあります。



カツデミー2020PU:Xbox One「Katana ZERO」



プレイ時間:10時間(2周クリア&真ボス撃破)


去年ぐらいから僕の周りで評判が良かった作品でしたが、
少し前にXboxゲームパスに来ていたのでやってみたら、かなりハマった作品です!

本作を一言で表すと、ホットラインマイアミ的な
即死&即殺要素の強い横スクロールサムライアクションゲーム、
なんですけど、ゲーム部分も100点に近い面白さでありながら、
異様に細かい動きのドット絵で展開するバイオレンスなストーリーと、
その演出手法にとにかく脱帽でありまして、
ドット絵ゲームでそんなカッコイイ見せ方できんの!みたいな、
映像的な驚きに満ちた1本になっていると思いました。
プレイする方はぜひ真ラスボスまで倒していただきたい…!


カツデミー2020PU:PC「Blasphemous(ブラスフェマス)」



プレイ時間:15時間(100%クリア&真エンド到達)


みんなはドット絵でオチ○チン!見たことがあるかい!
僕はこのゲームで初めて見たーぜー(PC版)!
そんなダクソ風味メトロイド系横スクロールアクション!それがブラスフェマスです!

本作は、基本的にメトロイドがベースで少し歯ごたえがありつつ普通以上に面白い!という、
かなり安牌なナイスインディゲームなのですが、ストーリーはワケワカメ!
そして、悪趣味が一切の容赦なく炸裂している
ド迫力のドット絵の数々
がとにかく必見すぎるんですわー!

その異様は、言葉にすることがもはや不可能でありまして…まさしくエモ!
そんなエモエモでエモなゲームを愛する、変ゲー好きの為の一本です!
あっ、そうそう!PC版はおっぱいも見れます!
が、そんなに…嬉しくは無かったですね……。



という事で、あっという間に2020年も終わりまして、
いやぁ、やっぱりテレビゲームって良い趣味だなぁーとしみじみ思った1年でございました。

で、今回紹介したタイトルの中で、
「GEARS TACTICS」と「Katana ZERO」はサブスクリプションサービスであるところの、
Xboxゲームパスアルティメットで遊んだタイトルというのも去年には無かった傾向でしょうか。
僕は買い切り形式がやっぱり好きというのは変わりませんけど、
それほどアプデがかからないシングルプレーの作品やインディーゲームを、
月額1000円ちょいで気軽につまんでいけるというのは、本当にお得なサービスだと思いました。

さて、果たして、2021年ですか!次世代CS機も品薄ですし、
しばらくは新作のリリースも少ないのかなという気がしますけども、
サブスクや積みゲー崩しで、ゲーム好きに立ち止まる余裕はありませんな!

ということで、ゲームの神様!
2021年も良いゲームを!頼みますですワーッ!

Return to page top