スタジオ兄弟妻3
ゼロメリアの花嫁たち
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本名 | ミレーニア・ハーヴェルツェン |
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年齢 | 18歳 |
スリーサイズ | B78・W68・H85 |
性格 | おとなしく控えめ |
性傾向 | 受け身・お姉ちゃん大好きタイプ |
物語の中盤以降に追加されるキャラクター。
12人いる地球帝国の皇女たち(異母姉妹)の中で唯一の男性、
第三皇女「ミレーニア・ハーヴェルツェン」。
しかし、男性ということから
次期皇帝として主権を握られることを恐れた、
他の皇女たちによって、女性ということにされている。
ダリアから見れば腹違いの弟。
その境遇ゆえに、他の皇女たちからの扱いはひどく、
12皇女たちの中でも浮いた存在であったが、
皇宮に篭りきりで権力闘争に明け暮れる他の皇女たちと違って、
自ら帝都に降りて積極的に公務を行う事を信条としており、
穏やかで真面目な性格と相まって、帝国国民からの人気は非常に高い。
彼自身としても、別に皇帝になりたいわけではなかったので、
多少不便では有るものの、「男だけど皇女」という、
この境遇を受け入れてはいたが…。
補助脳ユニット増設手術後の第一皇女マリアンデールの豹変と
その後の権力争いの激化、果ては死亡や原因不明の奇病など
様々な事情から脱落していく他の皇女たち。
これらの不審な事件に関しては、独自に調査を進めていたのであった。
そして、調査の末、第一皇女マリアンデールの補助脳ユニット、
「BGプロセッサ」が、実はマリアンデール自身の意識を
乗っ取っているという証拠を掴んだが…、
BGプロセッサは彼女の脳を完全に制御下においており、
ユニットが強制的に破壊or除去されれば、
そのショックが脳に伝達される事で、
確実に脳死を引き起こす為、もはやこのユニットのみを
彼女の肉体から引き剥がすことはできなかったのである。
BGプロセッサを引き剥がせば、同時に姉が死んでしまう。
証拠を世間に公開すれば、BGプロセッサを第一皇女の座から
ひきずり下ろすことはできるが、姉の意識は永遠に戻らない。
考えた末に、彼は、姉の意識を救出する事を最優先にした。
BGプロセッサを肉体から引き剥がすのではなく、
まだ無事に生きている姉の脳を
肉体とBGプロセッサから引き剥がすのである。
-----------------------BGプロセッサのプラン---------------------
が、この選択はBGプロセッサ本人には予想の範疇だったのだ。
「もはや不要なものであるマリアンデールの脳を自身の肉体から
切り離しつつ、後ほどミレーニアを処理する。」
この目論見はミレーニアが地道に立てた
救出計画の裏で面白いほど上手くいき、
肉体再生技術をエサにして、第一皇女マリアンデールの脳は
ダリアとして電子監獄娼館ゼロメリアに収監。
あとはコピーしたBGプロセッサを、
もうひとつ脊椎にでも埋め込んでおけば、
心臓を破壊されようと自身は生存することができる。
(マリアンデールの生命活動は停止するが、BGプロセッサは
帝国第一皇女の体組織が有りながら生存する事が、
自分が帝国の皇帝として足りうる条件だと思考している。)
そして、その後、第一皇女として復権すれば、
ミレーニアの事はどうとでもできるが…
「せっかくなので、コイツも姉と同じ目に合わせてやろう。」
この忌まわしい機械は、何故かそう思考したのであった。
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という、経緯の末、姉を助けるつもりが
自身も電子監獄娼館送りとなってしまった
ダリア(マリアンデール)の弟。
記憶消去はされておらず、電子体の顔はダリアとそっくり。
自分を陥れた犯人だと信じていたダリアの誤解を解く過程で、
バニーガール衣装を着ることになってしまうが、
気に入ったのかその後もずっと着用している。
(一応、女子用制服も用意されている)
性格は控えめでおとなしく真面目、
ダメな姉とは対象的に、何をやらせても非常に優秀。
男性としてはかなり小柄な体躯の電子体を選定されているものの、
男性器はかなりご立派。
ちなみに仮性包茎、非童貞である
(生前に1回マリアンデール=BGプロセッサに無理やり犯されている)。
電子監獄娼館ゼロメリアでの登録上は、
一応、「花嫁」に分類されているので性奉仕活動によって、
懲役軽減のために精液ポイントを集める必要があるが、
男性なので自分自身の精液でポイントを獲得することが可能で、
他の花嫁たちにポイントを稼がせる事も可能。
また、彼自身の遺伝子評価ポイントもなかなか高得点
(常人の3倍、とはいえ伯爵のほうが更に高得点ではある)で、
ゼロメトリ魔眼の効果で、異性と目が合うでだけで、
自身の精液を急速かつ無尽蔵に充填するスキルを持つ為、
娼館内では、花嫁たちの相手をする竿役としての役割が大きい。
…もともと、人格を乗っ取られる前のマリアンデールには
恋心を抱いていたため、誤解を解いたあとの
ダリアとの仲は恋愛関係になっていくが、他人の頼みを断れない性格上、
他の花嫁達には頻繁におそわれていたりもする。
(ダリアも花嫁としての仕事は継続しなければならないので、
スズランが他者と関係を持つことについて強くは言えないらしい)
ちなみに、ダリア以外では、
リリー(年下好き)、ドラセナ(自分より弱い相手が好き)、
アケイシャ(誰でもいい)からの好感度は高く、
ローズ(貞操意識がまとも)、デイジー(伯爵以外興味がない)からの
フラグは全く立たない。
彼の最終目的は「ダリアと共に現実世界に戻ること」であるが、
その為には、電子娼館からの脱獄と同時に、
やはり現マリアンデール(BGプロセッサ)は
打倒しなければならないだろう。
ゼロメリアの花嫁たち最終章:前編「ダリア編」は、
このストーリーが軸となっている。
※この項目は隠された結末の断片です。
本編の閲覧に影響は無いので読み飛ばしを推奨しています。
1.「偽帝マリアンデール:BGプロセッサ」は、
結局、ダリアとスズランを殺さなかった事や、
電子監獄娼館ゼロメリアの中に、
真の黒幕がいることに気づいていない事をはじめ、
大きなミスをいくつも冒している。
(他の10皇女たちは徹底的に陥れたのに、
現実世界にいた頃のミレーニアは
童貞を奪って強めにいたぶる程度だったのは、
自分の婿として迎えようとしていたからである。
その歪んだ愛情の発生源が、
BGプロセッサのものなのか、
マリアンデール本人由来のものなのかは、
もはや定かではない。)
2.この物語の真の黒幕は
「偽帝マリアンデール:BGプロセッサ」の存在を
快く思ってはいない。
とは言え、自分が直接手を下して解決する問題ではない、
とも考えているので、
ダリアとスズランを影から支援している。
3.最終的に「偽帝マリアンデール:BGプロセッサ」は
スズランの手によって倒される。
地球帝国の歴史はそこで終わるが、
人間の歴史はもう少し続き、
ゼロメリアの花嫁たち最終章:後編
「ルミネス編」が始まるのである。