スタジオ兄弟妻3
ゼロメリアの花嫁たち
本名 | 不明 |
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脳摘出時の年齢 | 26歳 |
性格 | 落ち着いている・トラブル体質 |
体型 | 長身で筋肉質 |
経歴 | もと帝国兵士のエンジニア? |
電子監獄娼館ゼロメリアの雇われオーナーを務める正体不明の男。主人公。
花嫁たちと同様に彼も記憶を消されている為、思い出す事は全くできないが、
実は彼自身は罪人ではなく、誰かの罪の身代わりとして、
「伯爵」というコードネームで、ゼロメリアの管理業務をやらされている。
一応、管理者権限を持っているので、この電子監獄娼館における様々な事象に対する決定権を持つものの、日常においては、特に大事件が起こる事もないので、日々雑用ばかりこなしていたが…、ひょんなことから、彼の遺伝子ポイントは常人の100倍近い高得点である事が判明。
地味な日常から一転、花嫁たちから誘惑され続ける日々を送る事となった。
(ちなみに彼自身の遺伝子ポイントは超絶高いが、別に性的に優れている面は一切なく、すごくアレがでかいとか、テクニックがすごい、なんてことは無い模様。)
着用している仮面は電子監獄娼館オーナーの証「ゼロメトリキャンセラー」という、花嫁たちのゼロメトリ魔眼の各種スキルを完全無効化するものである。
そして、この仮面、脱ぐことはできない…。
と言うよりも、電子体の頭部が仮面と完全に置き換わってしまっているようで、電子食品を食べようと口部分のパーツを開くと真っ黒な空間が広がっている。
(ちなみに、空間に物を放り込むと、ちゃんと食べれるらしい。)
性格は真面目で落ち着いているが、沈着冷静という訳ではなく、何事にも正面からぶつかっては失敗したりもするタイプ。
その真面目さ故に、花嫁たちからの誘惑も真剣に受けとめてしまうため、彼女たちからは好き勝手に利用されてばかりだが、どんな事柄にも真摯に対応してくれる為、それなりに信頼は厚いようである。
<中盤以降の展開>
ある日、突然現れた、自分にしか認識できない電子体「アイリス」。
彼女が言うには…今、伯爵がここに収監されているのは、自分の罪の身代わりなのだという。
そして、自分は伯爵の実姉であり、伯爵をこの監獄からなんとか解放できないかと考え、外部からアクセスしているのだという。
こうして、アイリスと伯爵のゼロメリア脱出作戦がはじまるのだが…。
アイリスはこの娼館で、弟が花嫁との行為に及んでいる場面を目の当たりにしてしまい、何か嫉妬のような感情が芽生えていくのを感じていた…。
※この項目は隠された結末の断片です。
本編の閲覧に影響は無いので読み飛ばしを推奨しています。
1.アイリスと伯爵の正体は、
異星人<ルミネス>による侵略戦争の最終局面で、
月面要塞を攻め落とした、英雄的パイロット。
2.伯爵の遺伝子ポイントが高いのは身体の大部分に、
ルミネスの因子<ルミネセンス>を組み込んだ強化人間だからである。
(ルミネセンスは寿命の半減をはじめ様々なマイナス効果をもたらすが、
実は当人の能力は大幅に上昇している。
もしかすると、この世界に蔓延する遺伝子異常の原因は、
ルミネセンスのせいではなく人間のほう…?)
3.最終的に、伯爵と結ばれるのは「アイリス」だが、
この物語のヒロインは「アケイシャ」である。